親知らずは抜くべき?抜かなくてもいい?口腔外科認定医が解説
こんにちは。
芦屋もみじ歯科 副院長の定兼亜弓です。
私は口腔外科認定医として、
「親知らずは抜いた方がいいの?」
「抜歯が怖い」
感じている方は多いでしょう。
今回は、
どのような親知らずを抜くべきか、
目次
親知らずは、
単に「生えているか」ではなく、
「将来、
抜歯を推奨することがあります。
・過去に炎症や痛みの既往があるもの:
これまでに一度でも症状が出
再発リスクも高く、
・隣接歯への影響:
親知らずの手前にある奥歯(第二大臼歯)
・全身への影響が懸念される場合:
全身的なご病気でお口の衛生状態
例)全身麻酔の手術予定、放射線・抗がん剤治療予定の方
骨粗鬆症で、骨を強くするお薬の使用予定がある方 など
・ライフイベントを控えている場合:
ご就職や妊娠・
すべての親知らずを抜く必要はありません。
以下のように、
リスクが低いと判断できる場合は、
・完全に埋まっている場合:
顎の骨の中に完全に埋まっており、
・リスクが高すぎる場合:
抜歯に伴うリスク(神経麻痺、出血など)が、
神経や血管があまり
ただし、
親知らずの状態は少しずつ変化することがあるため、
1~
親知らずの抜歯は、
患者さんが最も緊張される処置の一つです。
患者さんの心身の負担を最小限に抑えるため、
・CTによる精密診断:
術前にCT検査を行い、
歯根の形態、顎骨内での親知らずの位置、
立体的に確認します。
これにより、
・痛みに配慮した麻酔:
麻酔時の不快感を軽減するため、
まず表面麻酔を施し、
さらに電動
・丁寧な説明とシミュレーション:
CT画像などを大型モニターに映し出し、
抜歯の必要性、手順、
事前に詳しくご説明します。
また、
口腔外科は、
親知らずの抜歯だけが役割ではありません。
・顎関節のトラブル:
顎が開きにくい、
口を開けるときに音がする、といった顎関節症状
・粘膜の異常:
2週間以上経ってもなかなか治らない口内炎や、
お口の中の「
・外傷・損傷:
転倒などによる唇や口腔粘膜、歯の損傷(
・歯の移植:
ご自身の別の歯(親知らずなど)を、
患者さんは親知らずが原因の痛みだと思っていたものが、
「これは歯医者で相談していいのかな?」と迷うような症状でも、
